アプリケーション サーバーと Web サーバーの違いは何ですか?
ベストアンサー1
ほとんどの場合、「Web サーバー」と「アプリケーション サーバー」という用語は同じ意味で使用されます。
Web サーバーとアプリケーション サーバーの機能の主な違いは次のとおりです。
- Web サーバーは HTTP コンテンツを提供するように設計されています。アプリケーション サーバーも HTTP コンテンツを提供できますが、HTTP だけに限定されません。RMI/RPC などの他のプロトコル サポートも提供できます。
- Web サーバーは主に静的コンテンツを提供するように設計されていますが、ほとんどの Web サーバーには Perl、PHP、ASP、JSP などのスクリプト言語をサポートするプラグインがあり、それらを通じてサーバーは動的な HTTP コンテンツを生成できます。
- ほとんどのアプリケーション サーバーには Web サーバーが不可欠な部分として組み込まれているため、Web サーバーの機能はすべてアプリケーション サーバーで実行できます。さらに、アプリケーション サーバーには、接続プール、オブジェクト プール、トランザクション サポート、メッセージング サービスなどのアプリケーション レベルのサービスをサポートするためのコンポーネントと機能があります。
- ウェブサーバーは静的コンテンツに適しており、アプリケーションサーバーは動的コンテンツに適しているため、ほとんどの実稼働環境では、ウェブサーバーがアプリケーションサーバーへのリバースプロキシとして機能します。つまり、ページリクエストを処理している間、静的コンテンツ(画像/静的HTMLなど)は、リクエストを解釈するウェブサーバーによって提供されます。何らかのフィルタリング技術(主に要求されたリソースの拡張)を使用して、ウェブサーバーは動的コンテンツリクエストを識別し、アプリケーションサーバーに透過的に転送します。
このような構成の例としては、Apache Tomcat HTTP Server と Oracle (旧 BEA) WebLogic Server があります。Apache Tomcat HTTP Server は Web サーバーであり、Oracle WebLogic はアプリケーション サーバーです。
IIS と .NET ランタイムのように、サーバーが緊密に統合されている場合もあります。IIS は Web サーバーです。.NET ランタイム環境が装備されている場合、IIS はアプリケーション サービスを提供できます。