必要に応じて迅速にシャットダウンする準備をしている間、次のプロセスはVIOSアップデートを実行できますか?
既存のVIOSがhdisk0とhdisk1にミラーリングされているとします。したがって、ブートリストにはhdisk0とhdisk1のエントリが含まれます。
ステップ1。次のいずれかの状況で問題が発生した場合は、mksysbバックアップを実行してください。
$ backupios -file <path to NFS location>/<file name> -mksysb
ステップ2。ミラー解除(この段階ではhdisk1の内容は削除されます)
$ unmirrorios hdisk1
ステップ3。 rootvg ボリュームグループから hdisk1 を削除する
$ reducevg hdisk1
ステップ4.次のコマンドを使用して、hdisk0のみを含めるように起動リストを変更します。
$oem_setup_env
# bosboot -ad /dev/hdisk0
# bootlist -m normal hdisk0 blv=hd5
ステップ5。 alt_root_vg コマンドを使用した既存の VIOS レプリケーション
$ alt_root_vg -target hdisk1 -bundle update_all -location < path-to-VIOS-update-package >
ステップ6。 VIOS を再起動し、hdisk0 からのみ起動することを確認します。
$ shutdown –restart
VIOSはhdisk1からのみ起動しますが、2つのコピー(hdisk0とhdisk1)があります。 alt_root_vgコマンドのドキュメントを参照してください。
ステップ7。これで、hdisk0でのみVIOSアップデートを実行します。
$ updateios -accept -install -dev /some-device
ステップ8。次に、hdisk1にインストールされている新しいVIOSをテストします。
ステップ9。 VIOSに問題がない場合は、ステップ9に進んでください。問題が発生して新しいVIOSを元に戻す必要がある場合は、ブートリストをhdisk0に変更してVIOSを再起動してください。
# bosboot -ad /dev/hdisk0
# bootlist -m normal hdisk0 blv=hd5
ステップ10。これでVIOSを再起動すると、元のVIOSに戻ります。
ステップ11。イメージの再インストール
$ mirrorios -defer hdisk0
ステップ12。ミラーディスクの正しい起動リストの再構築
# bosboot -ad /dev/hdisk0
# bosboot -ad /dev/hdisk1
# bootlist -m normal hdisk0 hdisk1